コロコロささみぴゃん

インクが飛び交ういい職場

命の重みを一番よく知っているのは死刑囚だ

という文章を見た。

これはとある事件のwikiの、死刑執行を待っている死刑囚の言葉らしい。

 

たしかにそうだなと思う。

命を奪ったばかりにいろんな人から責められ恨まれぞんざいな扱いをされ、法律により死を望まれて殺されることがわかっているのだから。

 

でもやっぱり、お前が言うなという感情が湧く。湧いてしまう。

 

現在は永山基準により、複数人を殺した場合に死刑が視野に入ってくる方向になっている(1人でも死刑になった例はある)

死刑を求刑されるということは、それだけ残虐なことをしているわけで…。

 

お多くの日本人は人間を殺したことのないまま一生を終える。

いのちは大切に!相手が痛いことはしてはいけませんよ!自分が痛いということは相手も痛いということですよ!もちろん殺しはダメですよ!と親やら教育機関やらで学ぶのが当たり前のことで、そういうことを知っていて当たり前になるように教育されて生きてきている。

あとコナンくんが教えてくれる。

だからだいたいのひとは殺しはしない。

 

でも殺人があるというのは、なにをどう間違ったのかなって私は思ってしまう…

 

殺したやつは100%殺されてもいいとは思わなくて、その背景にはいろんな状況や心境があってという事例も知っている。みんな不幸から逃げ出したくてやっているのだ。

でも不幸を押し付けるのはやめてほしい。

 

だから、タイトルにした言葉を堂々と言って欲しくない。

みんながわかっていることを、ドヤ顔で言ってるようにしか見えない。とても不快な気持ちになった。